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ヤフーのInternal Hack Dayに一休も参加しました

こんにちは。
宿泊事業本部のいがにんこと山口です。id:igatea

ヤフー社内で毎年開催されているハッカソンイベント「Internal Hack Day」が先日6/27~6/29に開催されました。
そのハッカソンにZ Holdingsのアスクル、一休、PayPay、ZOZOテクノロジーズが一緒に参加出来る運びになり、一休からも参加させていただきました。
この記事ではInternal Hack Dayに参加してきたレポートを書きます。

Internal Hack Day

Internal Hack Dayはヤフー社内で毎年行われている社内向けのハッカソンイベントです。
チームを組んでテーマに沿った新しい機能やサービスのアイデアを出し合い、短い期間で作り上げて競い合うイベントとなっています。
チームは自社だけで組んでもいいですし、他社の方と組むことも可能です。

Internal Hack Dayのルールは以下の通りです。

  • 開発時間は24時間、9:00~21:00の2日間
  • プレゼン時間は90秒

通常ルールは上記のみなのですが、新型コロナウイルスの流行に伴い、今回は上記ルールに加えて以下のルールも追加されました。

  • 「新しい生活様式での課題解決」をテーマに
  • 開発、発表は原則オンラインで行う

自分はハッカソンには初参加だったのですが、ハッカソンというと開催会場でみんなで集まって開発、開催会場で発表、というのが当たり前だと思っていたのですが、それが全てオンラインで行われるということで新しい試みでおもしろかったです。

開発

ハッカソン中はずっとオンラインのビデオ通話を繋げながらやっていました。
24時間なので、ずっと集中して出来るわけではないのでオンオフ切り替えるためにもご飯の時なんかは通話を切ってゆっくり過ごしたりしていました。

やっぱりオンラインコミュニケーションは大変だったりします。
オンラインで通話をしていると熱量とか空気感が伝わりづらいし感じにくい。
自分のチームは2人チームだったのでまだ問題ないのですが、これが人数が増えてくると収集つかなそうな印象を受けました。

ハッカソン中はずっと議論をしていて、手よりも口を動かすことのほうが多かったです。
最初の3時間は新しい生活様式の課題って何かをずっと議論していました。
仮説を建てて検証、さらに深堀して課題として正しいのか、課題にアプローチできているのか、今の自分たちに24時間で行えることか(発表時に成果物を見せなければいけないのでここは重要)をしっかり行ってから開発を始めました。

オンラインでの開催なので他チームの状況が全く分からなかったのもちょっとドキドキしました。
自分たちはまだ全然形に出来ていないけど他のチームはどんな感じなんだろう?と思いながら開発していました。
ここらへんはオンライン開催の課題ですね。

オンラインで複数人の声が混ざっても聞き取れるように

最終的に僕たちはオンラインでの会議や飲み会での会話がぎこちなくなりがち、というところに目をつけました。
原因の一つに複数人の声が混ざった時に聞き分けづらいことがあると考え、そんな問題を解決するためにオンラインで複数人の声が混ざっても聞き取れるように、そんなツールを作りました。

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ZoomのURLを入れると、同じURLを入力した人同士を自動で音が被らないように音が聞こえる方向を調整してくれます。

課題の目の付け所、アプローチなどが評価されて、元々の賞にはなかった特別賞が急遽作られて表彰していただけたのはとても嬉しかったです。

結び

グループ内で他会社と一緒に何かイベントをやるというのは初めてだったので、別の会社のカルチャーに触れることが出来てとても刺激的でした。 また会社をまたいで何かやりたいですね。

他の受賞作品などはヤフーのテックブログにて。 https://techblog.yahoo.co.jp/entry/2020071430011124/